私は、基本的には戦争(特に太平洋戦争もの)の映画を見ないできました。
だって、日本が負けたのはわかりきっているし、だから、そこで失われた価値観を称揚したり、逆にそれを失わせた人たちを責めるというパターンが繰り返されることが、つまらないと感じていたので。
でも、なんでなんだろ。
このコロナ禍にあって、不思議と、この戦争の時代のことを主題にした映画(日本だけでなく、ヒトラーとかも)を見たい思いが強くなってきていて。
いつの間にか、この映画もレコメンドで出てくるようになっていました。
だから観たというだけのこと。
その前提の上で。
そうした数多の映画の中でも、抜きん出て凄い!と思いました。
これが、史実としてその通りかどうか、なんてことには興味がありません。そんなこと以上に。
誰か特定の人物に「悪」を押し付けない一方で、それを単純に許容するのではなく、人それぞれにある「悪」というか、「悪」につながる要素を炙り出していく。
政権が隠してるとか、マスコミが煽ってるとか。
なんか、そういうコメントばかりが錯綜する令和の状況を予見して作ってたんじゃんないかと思えるぐらい、心に響いたし、反省もさせられました。
過去に過ちを犯したのだとしても。
正解は未だにどこかに用意されているわけではなくて。
私たちが、意見の違う人たちとぶつかり合いながら見つけていくしかない。
その絶望的な問いかけを大切にしているところが、この作品の魅力だと思いました。
感動、です。
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商品の説明
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【キャスト】
小林桂樹/加山雄三/黒沢年男/三橋達也/山村聡/三船敏郎
【スタッフ】
監督:堀川弘通 脚本:笠原良三 音楽:真鍋理一郎
【仕様】
134分/カラー/シネスコ/片面2層/音声:日本語モノラル/字幕:日本語/1970年
※デザイン・仕様は変更になる可能性がございます。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 25 x 2.2 x 18 cm; 120 g
- EAN : 4988104096852
- 監督 : 堀川弘通
- 発売日 : 2015/5/20
- 出演 : 小林桂樹, 加山雄三, 黒沢年男, 三橋達也, 山村聡
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B00T9N5J6Y
- ディスク枚数 : 1
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- - 3,820位日本映画 (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
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上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史を学ぶには良い作品かもしれない。
一般人には分からない所でとんでもない話が進んで行くという。
今も水面下では色々四苦八苦してるのかと思うと悪い事してる人は別としてお偉いさん方には頭が下がります。
子供の口を塞ぐシーンは昔祖母からも似たような話を聞いた事あったのを思い出しました。
身近な所ですら喧嘩してる位だし戦争なんか簡単には無くならないですよね。
人間の悲しい性。
今の自分は戦争で亡くなって行った人の上に成り立っているという事を思うと命を大事に使おうと、そんな気持ちになります。
一般人には分からない所でとんでもない話が進んで行くという。
今も水面下では色々四苦八苦してるのかと思うと悪い事してる人は別としてお偉いさん方には頭が下がります。
子供の口を塞ぐシーンは昔祖母からも似たような話を聞いた事あったのを思い出しました。
身近な所ですら喧嘩してる位だし戦争なんか簡単には無くならないですよね。
人間の悲しい性。
今の自分は戦争で亡くなって行った人の上に成り立っているという事を思うと命を大事に使おうと、そんな気持ちになります。
2022年7月31日に日本でレビュー済み
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大東亜戦争に関しては本作製作時よりも時代考証や事実検証などが進み、現代においては作中の場面や表現において異論・反論等あるかとも思いますが、それらは散々語り尽くされているかと思いますので、純粋に映画作品という側面から鑑賞しました。
まずなんとも言えないのが「昭和のおっさん感」。こればかりは戦後26年しか経っていないこの時代の俳優にしか出せない雰囲気でしょう。現代においてこの手の作品を撮ると、どうしても小綺麗に見せてしまう部分などもあり、戦時中の雰囲気とはだいぶ離れてしまうのではないでしょうか。撮影機材の質感も相まって、「昭和史」を一番再現できているのは、そうした意味でこの1970年代あたりの作品なのではないかと思います。
政治的な観点から、あまりこういった作品は映画として評価されることが少ないですが、なかなかよくできた作品だと思います。
まずなんとも言えないのが「昭和のおっさん感」。こればかりは戦後26年しか経っていないこの時代の俳優にしか出せない雰囲気でしょう。現代においてこの手の作品を撮ると、どうしても小綺麗に見せてしまう部分などもあり、戦時中の雰囲気とはだいぶ離れてしまうのではないでしょうか。撮影機材の質感も相まって、「昭和史」を一番再現できているのは、そうした意味でこの1970年代あたりの作品なのではないかと思います。
政治的な観点から、あまりこういった作品は映画として評価されることが少ないですが、なかなかよくできた作品だと思います。
2022年12月6日に日本でレビュー済み
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二度と観たくない
歴史として大事ですがね
歴史として大事ですがね
2022年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
確かに歴史を後世に伝えると言う映画制作者の気持ちも分かるが、肝心な所と言うか一番重要な所での台詞、役者や監督だけが盛り上がってる感じの早口で何を言ってるのか分からない。
字幕欲しいです。
事実を的確に後世に残す、ストーリーを書くことが無いのだから最低そこは重要視して欲しい映画。
誰にも勧められない映画
内容的には日本人が知っていて欲しい事なので、日本の歴史と言う漫画を視た方が何倍も良いかもです。
字幕欲しいです。
事実を的確に後世に残す、ストーリーを書くことが無いのだから最低そこは重要視して欲しい映画。
誰にも勧められない映画
内容的には日本人が知っていて欲しい事なので、日本の歴史と言う漫画を視た方が何倍も良いかもです。
2021年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和史の勉強のつもりで見ました。
陸軍と海軍の主導権争いには、ああそうなの程度しか感想はありません。
この作品は1970年、今から50年前です。
私はここから数年後に小学校に入り、学校で戦争と言う出来事を習います。
学校で先生が体験した疎開や、空襲の話を聞きました。
子供なので、日本は戦争の被害者と言うイメージでした。
中学・高校と知識が付き、侵略戦争だったと言う事を理解できます。
しかし、プロパガンダと言う言葉は知らないので、
テレビや映画で奮闘している軍人さんや空襲の映像を見ては、日本は被害者のイメージは続きます。
若い人は知りませんが、40代後半以上の中高年はそんな感じではないでしょうか。
私は大人になって、日本の戦争への興味が生じて初めて本を読み、ニュートラルな考え方が出来ました。
ここでの賛否は控えますが、アジアへの進出は間違っていないと思います。
この50年前の作品では、無謀な戦争であった事を何度も描いています。
50年前の映画でそれが出来ていた事に、
自分がいかにイメージの世界だけに閉じこもっていたかがわかりました。
この映画で一番感銘を受けた部分は、特攻隊員(黒沢年男さん)から、
新聞記者(加山雄三さん)への怒りのセリフです。
(映画の中で)軍上層部では、開戦以前に対米戦は無謀だと言う声が多数ありました。
しかし序盤の日本の先制攻撃で形勢有利かと、軍も国民も勘違いし始めてきます。
そして雲行きが怪しくなると、新聞は軍部批判を展開しました。
軍人さんが新聞記者(加山さん)に「よくぞ書いてくれた」と褒めますが、
特攻隊員(黒沢さん)が怒りに震えながら新聞記者を怒ります。
「勝っている時は聖戦だ、無敵皇軍だと国民を煽って好戦的にしたのはお前らだろ。
負けて来ると東条が悪いとか責任転嫁しやがって」と言い放ちます。
この脚本はド正論だなと思いました。
イメージは正義のジャーナリズムでも、実際は日和見だった事は事実かなと思います。
陸軍と海軍の主導権争いには、ああそうなの程度しか感想はありません。
この作品は1970年、今から50年前です。
私はここから数年後に小学校に入り、学校で戦争と言う出来事を習います。
学校で先生が体験した疎開や、空襲の話を聞きました。
子供なので、日本は戦争の被害者と言うイメージでした。
中学・高校と知識が付き、侵略戦争だったと言う事を理解できます。
しかし、プロパガンダと言う言葉は知らないので、
テレビや映画で奮闘している軍人さんや空襲の映像を見ては、日本は被害者のイメージは続きます。
若い人は知りませんが、40代後半以上の中高年はそんな感じではないでしょうか。
私は大人になって、日本の戦争への興味が生じて初めて本を読み、ニュートラルな考え方が出来ました。
ここでの賛否は控えますが、アジアへの進出は間違っていないと思います。
この50年前の作品では、無謀な戦争であった事を何度も描いています。
50年前の映画でそれが出来ていた事に、
自分がいかにイメージの世界だけに閉じこもっていたかがわかりました。
この映画で一番感銘を受けた部分は、特攻隊員(黒沢年男さん)から、
新聞記者(加山雄三さん)への怒りのセリフです。
(映画の中で)軍上層部では、開戦以前に対米戦は無謀だと言う声が多数ありました。
しかし序盤の日本の先制攻撃で形勢有利かと、軍も国民も勘違いし始めてきます。
そして雲行きが怪しくなると、新聞は軍部批判を展開しました。
軍人さんが新聞記者(加山さん)に「よくぞ書いてくれた」と褒めますが、
特攻隊員(黒沢さん)が怒りに震えながら新聞記者を怒ります。
「勝っている時は聖戦だ、無敵皇軍だと国民を煽って好戦的にしたのはお前らだろ。
負けて来ると東条が悪いとか責任転嫁しやがって」と言い放ちます。
この脚本はド正論だなと思いました。
イメージは正義のジャーナリズムでも、実際は日和見だった事は事実かなと思います。
2020年8月20日に日本でレビュー済み
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「軍閥」というサブタイトルだが、内容が表層的すぎる。
二・二六事件(昭和11年)が嚆矢となって軍閥政治が始まったかのような話の展開だが、実際に表面化したのは満州事変(昭和6年)だろう。ではなぜ、明治・大正期までは政府のコントロールの範囲内にあった軍部が、昭和期にはコントロール不能に陥ったのか。最も重要なこの点が全く掘り下げられていないのが大いに不満。
それと作中では戦争責任が軍部にあるように描画されているが、戦争責任の多くは近衛公にもある。
近衛公についてもきちんと描画せず、開戦理由を軍部にだけ押し付けるのは無理がある。
太平洋戦争に至る道は、軍部の暴走の一言で片付けられるほど単純な理由ではない。
1970年発表なので、関係者が存命で表現を控えたのかもしれないが、極めて表面的な昭和史だと思う。
これだけで軍閥を理解するのは不可能に近い。
二・二六事件(昭和11年)が嚆矢となって軍閥政治が始まったかのような話の展開だが、実際に表面化したのは満州事変(昭和6年)だろう。ではなぜ、明治・大正期までは政府のコントロールの範囲内にあった軍部が、昭和期にはコントロール不能に陥ったのか。最も重要なこの点が全く掘り下げられていないのが大いに不満。
それと作中では戦争責任が軍部にあるように描画されているが、戦争責任の多くは近衛公にもある。
近衛公についてもきちんと描画せず、開戦理由を軍部にだけ押し付けるのは無理がある。
太平洋戦争に至る道は、軍部の暴走の一言で片付けられるほど単純な理由ではない。
1970年発表なので、関係者が存命で表現を控えたのかもしれないが、極めて表面的な昭和史だと思う。
これだけで軍閥を理解するのは不可能に近い。
2022年4月27日に日本でレビュー済み
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フィクションと注意書きが入りいますが主人公格の加山雄三(!)が演じた新名 丈夫は実在の人物で
東條によって懲罰召集され巻き添えを食った中高年の250名が硫黄島(作中ではサイパン)に送られて戦死したのは史実。
これに驚きましたね。
軍部批判もマスコミ批判もおおむね中立と感じる。
やはり戦後25年で作られた作品。
余りにもファンタジーだとまだ記憶してる人々から突っ込まれちゃうもんね。
東條によって懲罰召集され巻き添えを食った中高年の250名が硫黄島(作中ではサイパン)に送られて戦死したのは史実。
これに驚きましたね。
軍部批判もマスコミ批判もおおむね中立と感じる。
やはり戦後25年で作られた作品。
余りにもファンタジーだとまだ記憶してる人々から突っ込まれちゃうもんね。